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「屋根リフォームを放置するとどうなる?劣化症状とリスク」

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2025.12.05 (Fri) 更新

「屋根の色が少し褪せてきたけど、まだ大丈夫かな」「雨漏りもしていないし、もう少し様子を見よう」

そんなお悩みをお持ちではないでしょうか?

実は、屋根の劣化は“静かに確実に進行”していくものです。

目に見えるトラブルが起こっていなくても、内部では少しずつ防水機能が失われ、建物の寿命を縮めていることがあります。

この記事では、屋根リフォームを放置した場合に起こる劣化症状やリスクについて、専門的な視点から詳しく解説します。
お住まいを長く守るために、今どんな点に注意すべきか、ぜひ最後までご覧ください。

1. 屋根リフォームを放置してしまう理由

屋根は普段見えにくい場所にあるため、劣化の進行に気づきにくい箇所です。
さらに、「まだ雨漏りしていない」「見た目がそんなに悪くない」という理由で後回しにしてしまうケースが多く見られます。

しかし、屋根の劣化は目に見えるサインが出た時点で、すでに内部への影響が始まっている可能性が高いのです。
放置期間が長くなるほど、修繕範囲は広がり、建物全体の耐久性にも悪影響を与えます。

2. 屋根の主な劣化症状

屋根リフォームのタイミングを見極めるためには、まず劣化のサインを知ることが重要です。
以下は放置してはいけない代表的な劣化症状です。

(1)色あせ・チョーキング現象

屋根の塗膜は紫外線や雨風にさらされ、年月とともに色あせていきます。
表面を手で触って白い粉がつく「チョーキング現象」が出ていれば、防水性能が失われ始めている証拠です。

(2)ひび割れ・欠け

スレート瓦やセメント瓦などでは、熱膨張や乾燥収縮の繰り返しによりひび割れが発生します。
ひびが小さくても、そこから水が入り込み、下地を痛めてしまいます。

(3)苔やカビの繁殖

北面など日当たりが悪い場所に多く見られるのが苔やカビ。
これは、屋根の防水性能が低下し、水分を含みやすくなっているサインです。
放置すると湿気をため込み、劣化が加速します。

(4)金属部分のサビ

金属屋根や棟板金などの鉄部がサビ始めると、腐食が進んで穴が開く危険があります。
特に赤サビが出ている場合は、早急な対応が必要です。

(5)棟板金の浮き・釘の抜け

強風や台風の影響で棟板金が浮いたり、釘が抜けているケースもあります。
この状態を放置すると、強風で板金が飛ばされ、周囲に被害を及ぼすこともあります。

3. 屋根リフォームを放置すると起こるリスク

屋根の劣化を放置してしまうと、次のような深刻な被害につながります。

(1)雨漏りの発生

最も多いトラブルが雨漏りです。
屋根材のひび割れや防水層の劣化から雨水が侵入し、天井や壁の内部に染み出します。
一度雨漏りが起こると、目に見えない場所で木材が腐食し、建物の構造にまで悪影響を与えます。

(2)木材の腐朽・構造の弱体化

屋根裏や柱、梁などに湿気がこもると、構造材が腐ってしまいます。
放置すれば、建物全体の強度が落ち、最悪の場合は屋根の一部が落下する危険性もあります。

(3)シロアリ被害の誘発

湿った木材はシロアリにとって絶好の棲み処です。
屋根からの浸水を放置していると、シロアリが発生して被害が拡大し、家全体の資産価値を著しく下げてしまいます。

(4)カビ・結露による室内環境の悪化

天井裏や壁の内部が湿ることでカビが繁殖し、室内の空気にも悪影響を及ぼします。
アレルギーや呼吸器疾患の原因となることもあり、健康面でもリスクが高まります。

(5)断熱性能の低下

屋根は住宅の断熱性能に大きく関わる部分です。
防水層や塗膜が劣化すると、外気温の影響を受けやすくなり、夏は暑く、冬は寒い住環境になります。

(6)外観の劣化による印象ダウン

屋根の色あせや汚れは、住宅全体の印象を大きく損ねます。
見た目が古びてしまうと、資産価値の低下にもつながります。

4. 実際に起こったトラブル事例

事例①:色あせを放置して雨漏りに発展

築15年のスレート屋根で、最初は「色が少し褪せたかな?」程度の状態でした。
そのまま放置したところ、数年後に天井の一部がシミになり、調べると防水層が劣化して雨漏りしていました。
小さな変化を見逃すことが、大きな被害へつながる典型例です。

事例②:棟板金の釘抜けを放置して強風被害

台風の翌日に棟板金が浮いているのを発見したものの、「また今度直そう」と放置。
半年後の強風で板金が飛ばされ、近隣の車に損傷を与えてしまいました。
早期対応をしていれば防げた事故です。


5. 屋根リフォームを検討すべきタイミング

屋根は素材や立地条件によって劣化の進み方が異なりますが、
一般的に築10年前後を目安に点検を行うのがおすすめです。

特に、以下のような状態が見られたら注意が必要です。

  • 屋根の色が明らかに薄くなっている

  • 雨のあとに天井や壁にシミができる

  • 屋根の一部に苔や黒ずみが広がっている

  • 強風のあとに棟板金が浮いて見える

  • 雨樋に屋根材の欠片が落ちている

これらのサインを放置せず、早めに専門業者の点検を受けることで、
被害を最小限に抑えることができます。

屋根を長持ちさせるためのポイント

☆定期的な点検を行う

屋根は目視で状態を確認することが難しい場所です。
専門業者による点検を10年ごと、または台風や大雨のあとに実施しましょう。

★異常を感じたら早めに相談

天井のシミや雨音の変化など、わずかな違和感でも放置せず、すぐに相談することが大切です。

☆信頼できる業者を選ぶ

屋根工事は技術の差が結果に直結します。
施工実績や保証内容を確認し、丁寧な説明をしてくれる業者を選びましょう。

塗り達では、ドローン点検や写真付き報告書を活用し、屋根の現状をわかりやすくご説明しています。

「今の屋根がどんな状態なのか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

7. 屋根リフォームを放置しないことが最大の防災対策

日本は台風・大雨・強風などの自然災害が多い国です。

そのたびに被害が拡大する住宅の多くが、「屋根のメンテナンスを長期間放置していた」ケースです。

つまり、屋根の健康を保つことは、防災対策そのものでもあります。

日頃から状態をチェックし、異常があれば早めに対応することで、

災害時の被害を大幅に減らすことができます。

屋根リフォームを放置すると、
・雨漏り
・木材の腐朽
・カビやシロアリ被害
・室内環境の悪化
といった深刻なリスクにつながります。

「まだ大丈夫」と思っている間にも、劣化は少しずつ進行しています。
見た目が気になり始めた時こそ、点検のベストタイミングです。

塗り達では、経験豊富なスタッフが屋根の状態を丁寧に確認し、
お住まいに最適なメンテナンス方法をご提案しています。

屋根のサインを見逃さず、早めの対応で大切な家を守りましょう。

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