築年数別に見る屋根リフォームの優先順位ガイド
2025.07.22 (Tue) 更新
~今うちの屋根、何をすべき?が分かる!~
こんにちは、屋根外装リフォームの専門業者「塗り達」です。
「うちは築15年だけど、屋根ってもうリフォームした方がいいの?」
「築30年の実家、屋根の点検を一度もしていないけど大丈夫?」
こうしたお悩みを持つ方は少なくありません。
屋根は、築年数によって劣化の状況も必要な対策も大きく異なるため
「うちの場合は何が必要?」と迷いやすいのです。
築年数ごとの屋根の劣化進行と対応の目安
屋根は常に雨・風・紫外線にさらされているため、10年ごとに劣化のステージが進んでいくと考えるのが基本です。
下記に、一般的なスレート・金属屋根を想定した劣化傾向とおすすめ対策をまとめました。
■ 【築5~10年】
まだ大丈夫…と思っていませんか?点検が重要な時期!
屋根の状態
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見た目に大きな異常はないことが多い
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小さなひび割れ、コケ、汚れが目立ち始める場合も
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防水機能の低下が始まる
優先度:★☆☆☆☆(低)
対応:
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定期点検の開始がベスト
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必要に応じて軽い洗浄や補修
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劣化が早い地域(海沿い・日当たり強いなど)は要注意
アドバイス:
この時期は「劣化の初期段階」です。問題がなければOKですが、
10年を迎える前に一度プロの点検を受けておくと安心です。
塗装による防水力の回復を検討する時期でもあります。
■ 【築11~20年】
塗膜劣化・雨漏りリスクの兆候に注意!
屋根の状態
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塗装の劣化(色あせ・チョーキング現象)
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コケ・藻の発生
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スレート屋根なら割れ・反りが出始めることも
優先度:★★★☆☆(中)
対応:
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屋根塗装によるメンテナンスを検討
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棟板金や釘のゆるみなど部分補修も必要に応じて実施
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ドローン点検や高所カメラで状態を可視化
アドバイス:
この時期を逃すと劣化が進みやすく、費用がかさむ本格的なリフォームが必要になる前に対策を打つべき時期です。
特にスレート屋根(コロニアル)は15年が塗り替えの目安です。
■ 【築21~30年】
劣化が進行し、塗装だけでは対応できない可能性も…!
屋根の状態
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表面の塗装が完全に剥がれている
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雨漏りのリスクが高まる
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屋根材が破損・浮き・ひび割れしている場合も
優先度:★★★★☆(高)
対応:
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状況に応じて、カバー工法(重ね葺き)または葺き替え工事を検討
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屋根下地の点検(ルーフィングや野地板の劣化)も重要
アドバイス:
「雨漏りが起きてから」では遅いです。
塗装ではカバーしきれない構造的な劣化が出る頃なので、
一度しっかりと屋根の構造を確認して、今後20年を安心して過ごせる工事を選びましょう。
■ 【築31年以上】
本格的な葺き替えを視野に入れるべきタイミング
屋根の状態
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複数箇所に破損・腐食がある
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雨漏りの発生率が高い
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屋根下地(防水シート、野地板)も寿命を迎えることが多い
優先度:★★★★★(非常に高)
対応:
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屋根の葺き替え工事を第一に検討
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断熱材や防水シートの総合的な見直しも
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構造体(梁・柱)への影響チェックも重要
アドバイス:
長期間手を入れていない屋根は、構造からの見直しが必要です。
葺き替えには100万~200万円程度の費用がかかることもありますが、
安心・快適な住まいを長く保つためには、**必要な“住まいの投資”**と考えましょう。
築年数で屋根の今を知れば、リフォームはもっと賢くなる!
屋根リフォームは、築年数を目安に「優先順位を見極めること」がとても大切です。
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築10年未満 → 点検でOK、軽い洗浄や補修
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築10~20年 → 塗装や部分補修を検討
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築20~30年 → カバー工法または葺き替え候補に
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築30年以上 → 下地を含めた本格リフォームが必要に
放置してしまえば、工事費用も被害もどんどん大きくなってしまうのが屋根です。
まずは、築年数と現在の状態を元にプロに相談してみましょう。
私たち「塗り達」では、ドローンや高所カメラを使った無料点検から、最適なメンテナンス提案まで一貫してサポートしています。
▶ ご自宅の築年数に合った「屋根診断」、お気軽にどうぞ!
「うちはまだ大丈夫?」「そろそろ点検した方がいい?」
そんなお悩みがある方は、お気軽に塗り達へご相談ください。
築年数別+劣化状態を見極めた、ベストな屋根リフォームプランをご提案いたします。