屋根の防水工事って何をするの?
2025.06.26 (Thu) 更新
1. 屋根の防水工事とは?
屋根の防水工事とは、雨水の浸入を防ぐための防水層を施工・補修する工事です。
屋根材の下にある「ルーフィング(防水シート)」や、「ウレタン」「シート防水」などを
定期的に点検・再施工することで、建物内部を雨水から守ります。
2. なぜ屋根防水工事が必要なのか
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雨漏り防止:最も大きな目的。放置すると内装材の腐食やカビの原因に。
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建物の寿命延長:防水性能が低下すると構造躯体が劣化しやすくなる。
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資産価値の維持:定期的にメンテナンスされた建物は価値が保たれやすい。
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修繕コストの抑制:早期対処で大規模修繕を回避できる。
3. 防水工事の主な種類
● ウレタン防水
液状のウレタン樹脂を塗布し、防水層を形成する工法。
【特徴】
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継ぎ目がないため漏水に強い
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複雑な形状にも対応
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耐用年数:約10~12年
● シート防水(塩ビ・ゴム)
防水性の高いシートを貼り付ける工法。
【特徴】
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施工が早く、安定した品質
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紫外線や熱に強い(特に塩ビ)
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耐用年数:約12~15年
● FRP防水(ガラス繊維強化プラスチック)
強靭な防水層を作る硬質タイプ。
【特徴】
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ベランダ・バルコニーに多い
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高耐久・軽量
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耐用年数:約10~12年
まとめ:屋根防水は“目に見えないけど最重要”な工事
屋根の防水工事は、見た目に変化が少ない分、劣化に気づきにくいのが難点です。
しかし放置すれば雨漏り・構造腐食・カビの発生といった深刻なトラブルに発展します。
防水層の耐用年数を過ぎている、屋根の色あせ・浮きがある、雨漏りの前兆があるといった場合は、
早めの点検・防水工事を検討しましょう。
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