太陽光パネルと屋根リフォーム、順番は?
2025.06.07 (Sat) 更新
「屋根に太陽光パネルを設置したいけど、先に屋根リフォームが必要?」
そんな疑問を解決しましょう(*‘ω‘ *)!
今回は、太陽光パネル設置と屋根リフォームの正しい順番について、分かりやすく解説します。
▶ パネル設置後の屋根工事は手間も費用も2倍
太陽光パネルは20〜30年使う長期設備です。
もしその間に屋根の補修や葺き替えが必要になると
パネルをいったん取り外す必要があり、工事費用が倍増してしまいます。
実際、太陽光パネルを一時撤去するだけで数十万円かかることも。
二度手間・二度費用を避けるためにも、屋根工事を先に済ませておくのが鉄則です。
▶古い屋根では保証対象外になることも
築20年以上の屋根や、劣化が進んでいる屋根に太陽光を載せると、
施工業者の保証やパネルメーカーの保証対象外になるリスクがあります。
これは「屋根が原因のトラブルは責任を負えない」とされてしまうため。
長期的に安心して使うためにも、屋根の状態は万全にしてからの設置がおすすめです。
▶作業効率と安全性のためにも屋根が先
屋根の塗装や葺き替えを後から行う場合、太陽光パネルがあると
作業スペースが限られる
足場の設置が難しくなる
作業者の安全リスクが上がる
など、施工が非効率かつ高コストになります。
太陽光が先でもよいケースとは?
基本は「屋根リフォーム → 太陽光設置」ですが、
以下のような条件では例外的に太陽光が先でも問題ない場合があります。
屋根が築10年未満で状態が良好
新築住宅への設置
早急にFIT(固定価格買取制度)の申請をしたい場合
太陽光業者と屋根補修のセットプランがある
ただし、いずれの場合も屋根の点検は必須です。
後悔しないために「屋根から」が鉄則!
太陽光パネルを長く安心して使うには、まずは屋根の状態確認から!
屋根のリフォームや補修は、太陽光設置後に後回しにすると高くつきます。
トラブルや無駄な出費を防ぐためにも、屋根リフォームを先に行いましょう。