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見逃し厳禁!バルコニー防水の寿命と劣化サインとは?

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2025.06.03 (Tue) 更新

見逃し厳禁!バルコニー防水の寿命と劣化サインとは?


「最近、ベランダの床が変色してるけど大丈夫?」
そんな小さな異変こそが、雨漏りや構造体の腐食に直結する”防水層の劣化サイン”かもしれません。

バルコニーは雨風や紫外線に常にさらされている場所。

表面に施された「防水層」が劣化すると、住宅の寿命を縮める深刻な被害に発展することも。

この記事では、バルコニー防水の「寿命」「劣化サイン」「見落としやすい注意点」、そして「正しい対策」までを、プロ目線でわかりやすく解説します。


🔍 バルコニー防水って何のためにあるの?

多くの方が見落としがちですが、バルコニーの防水層は「室内への雨水の侵入を防ぐ」非常に重要な役割を担っています。

バルコニーやベランダは建物から張り出した構造であることが多く、下が室内である場合も少なくありません。

防水層が破れてしまうと、雨水はどんどん建物内部に侵入し、以下のようなリスクが生じます。

  • 内壁のクロス剥がれ・カビの発生

  • 床材の変形・シロアリの誘発

  • 鉄筋コンクリートの腐食(RC造)

  • 木造構造体の腐朽(木造)


📅 バルコニー防水の寿命は何年?

防水工事の種類によって寿命は異なります。以下が代表的な防水方法と耐用年数の目安です。

防水工法 主な素材 寿命の目安
FRP防水 ガラス繊維+樹脂 約10〜12年
ウレタン防水 弾性樹脂塗膜 約10〜15年
シート防水 塩ビ・ゴムなどのシート 約15〜20年
アスファルト防水 熱工法・冷工法 約20年以上(高耐久)

📝 ポイント
寿命はあくまで「メンテナンスを行っている前提」での数値です。直射日光や歩行頻度によっても変化します。


⚠️ 劣化のサインを見逃すな!チェックすべき7つのポイント

日々の生活でふと気づいた変化が、実は防水層の劣化の初期症状かもしれません。

以下のような兆候がないか、ぜひ確認してみてください。

1. 表面のひび割れ

細かなクラック(亀裂)は雨水侵入の入り口。

2. 防水層の膨れや剥がれ

内部に水分が溜まっている可能性大。塗膜タイプに多く見られます。

3. 水たまりができる

排水経路の不具合や傾斜の不備。防水層に負担がかかります。

4. 床の変色や黒ずみ

紫外線劣化、カビやコケの繁殖も。放置すると防水層を侵食。

5. ドレン(排水口)の詰まり

枯葉やゴミが詰まると雨水が溜まり、防水層にダメージが。

6. 室内の天井にシミ

すでに水が侵入しているサイン。すぐに業者に相談を!

7. 足元にフワフワした感触

下地の合板などが水を吸い、腐食が始まっているかも。


🛠 防水層の劣化を放置するとどうなる?

劣化したまま放置すると、防水層の下地材に水が侵入し、次のような深刻な状態に発展します。

  • 大規模な雨漏り工事が必要に

  • 躯体(建物構造)そのものが腐食してしまう

  • リフォーム費用が3倍以上に膨らむことも


✅ 防水対策はどうすればいい?

1. 定期点検(5年ごとが理想)

専門業者に依頼し、細かい劣化を早期に発見しましょう。

2. トップコートの再塗装(5〜6年周期)

紫外線や風雨から防水層を保護する表面塗膜を補修。

3. 防水層の再施工(10〜15年周期)

完全に劣化していたら、古い層を撤去し再施工。

4. 火災保険が適用されるケースも

台風・大雨などによる劣化は、保険対象になることがあります。加入内容を確認しましょう。


🔚 まとめ:防水の異変、気づいたら即行動を!

ベランダやバルコニーの防水層は「家の命綱」ともいえる存在。
見た目のちょっとした変化が、実は深刻なトラブルの前兆かもしれません。

少しでも「おかしいな?」と感じたら、専門の屋根・外装リフォーム業者に点検を依頼してみましょう。

定期的なチェックと早めのメンテナンスが、家の寿命と暮らしの安心を守ります。

 

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