破風のメンテナンスも必要です。
2025.05.08 (Thu) 更新
みなさん、こんにちは。
突然ですが、破風をご存じですか?
「破風(はふ)」とは、屋根の端っこ(側面)にある板状の部材のことです。
読み方は「はふ」。一見地味ですが、見た目・機能ともに重要な役割を果たす部分です!
🏠 破風ってどこにあるの?
家を正面から見たときに、三角屋根の斜めの側面部分(屋根の“妻側”)に取り付けられている板のことです。
📍「破風板(はふいた)」とも呼ばれます。
📍 外壁と屋根の間にある「軒先の縁取り部分」に取り付けられます。
🧱 破風の主な役割
役割 | 説明 |
---|---|
① 防風・防雨 | 屋根の端からの風・雨の侵入を防ぐ |
② 耐火・延焼防止 | 隣家からの火が屋根裏に入り込むのを防ぐ |
③ 美観・デザイン | 屋根と外壁をきれいに見せるための化粧板 |
④ 雨樋(あまどい)の取り付け場所 | 多くの家では雨樋が破風に固定されている |
🔧 破風の素材と特徴
素材 | 特徴 | 耐久性 |
---|---|---|
木製 | 昔ながら/美しいが塗装が必要 | △ 劣化しやすい |
繊維混合セメント板(窯業系) | 一般的/塗装が必要 | ○ 約15〜20年 |
ガルバリウム鋼板 | 軽くてサビに強い/メンテが楽 | ◎ 約30年以上 |
樹脂製 | 雨に強く腐らない/軽量 | ◎ メンテ少なめ |
🛠️ 破風のメンテナンス方法
方法 | タイミング | 費用相場 |
---|---|---|
再塗装 | 7〜10年に1回 | 1,000~2,500円/m前後 |
板金巻き(カバー) | 劣化が進んだら | 3,000~6,000円/m前後 |
交換工事 | 腐食・雨漏り・破損時 | 10万円前後~(規模による) |
🔍 破風が劣化すると…
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雨が内部に入り、屋根裏や外壁の腐食につながる
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雨樋が外れる/雨漏り/見た目も劣化
✅ こんな症状があったらチェック!
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表面の塗装がはげて木がむき出し
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割れ・反り・腐食
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雨樋が外れかかっている
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触るとぐらぐらする
☔ 台風や強風の後にチェックしておくと安心!
✨ 破風の見た目もこだわりポイント!
最近は、デザイン性の高いガルバ破風や木目調破風が人気。
屋根・外壁との色合わせで、「引き締まった外観」や「高級感」を演出できます。
💬 まとめ
破風とは? | 屋根の側面を守る板/美観も大事 |
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主な役割 | 防水・防風・見た目・雨樋の固定など |
素材 | 木・窯業・ガルバ・樹脂など多様 |
メンテ時期 | 塗装7〜10年・劣化時はカバー or 交換 |
チェック時期 | 台風後・築10年以降・雨樋の不具合が出たら |