春の嵐で起こる屋根のトラブル
2025.05.04 (Sun) 更新
こんにちは。
春は、嵐が吹き荒れる季節ですが、みなさん対策はされていますか?
春の嵐(春の低気圧や突風、ゲリラ豪雨)では、屋根にさまざまなトラブルのリスクがあります。特に「強風+大雨」が組み合わさるため、屋根の破損や雨漏りにつながることが多いです。
以下に詳しくまとめます👇
🌪 春の嵐で屋根に起きやすい被害
主な被害 | 内容 |
---|---|
🧱 屋根材のズレ・飛散 | 瓦・スレート・金属屋根などが強風で浮いたり、外れたりする |
💧 雨漏り発生 | 屋根材の隙間や劣化したシーリング部から雨水が侵入 |
🧲 棟板金の浮き・飛散 | 特にスレート・ガルバ屋根で多い、屋根の最上部にある金属部が外れる |
💥 軒天の剥がれ・破損 | 軒先の裏側がめくれたり、風でバタついたりする |
🌿 雨樋の破損・詰まり | 強風で外れたり、飛来物が詰まる(排水不良の原因) |
🌧 天窓・換気棟からの雨漏り | パッキンやシーリングの劣化部から水が入りやすい |
🌀 飛来物による屋根材の損傷 | 木の枝や物が飛んできて屋根材に穴・ヒビが入ることも |
📍 被害を受けやすい屋根の種類と特徴
屋根材 | 備考 |
---|---|
瓦屋根(和瓦・平板瓦) | 重くて飛びにくいが、ズレ・ヒビには注意 |
スレート屋根(カラーベスト) | 経年劣化していると割れやすい/棟板金が特に弱点 |
ガルバリウム屋根 | 軽量で丈夫だが、棟や端部の釘抜けに注意 |
アスファルトシングル | 風に弱く、端部からめくれやすい |
陸屋根(フラット) | 排水不良による雨漏りが起きやすい(特にドレン詰まり) |
🔍 春の嵐の後にチェックすべきポイント(屋根関連)
チェック場所 | チェックポイント |
---|---|
✅ 屋根材のズレ・割れ | 瓦やスレートの異常(目視 or ドローン点検) |
✅ 棟板金の浮き・釘抜け | 手で軽く押してぐらつきがあれば要注意 |
✅ 軒天や破風板 | バタつき・剥がれ・変色 |
✅ 雨樋 | 外れ・詰まり・水漏れ/落ち葉の蓄積 |
✅ 室内の天井・壁 | シミ・カビ臭・クロスの浮き(雨漏り兆候) |
🔧 春の嵐前にできる予防対策
対策 | 内容 |
---|---|
屋根点検 | 屋根材・板金の緩みチェック(10年以上経過しているなら特に) |
雨樋の清掃 | 落ち葉・泥などの詰まりを除去 |
棟板金の補強 | 釘の増し打ち・シーリングで抜けを防止 |
木の剪定 | 屋根に倒れそうな枝を事前に伐採 |
台風対策グッズ | 飛来物を固定/ベランダ・バルコニーの片付け |
🧩 被害が出た場合の対応
-
📸 写真を撮っておく(保険申請に必要)
-
🏥 火災保険の風災補償が使える可能性あり(3年以内なら申請OK)
-
🔧 応急処置:ブルーシートで覆う(業者が来るまで)
-
📞 信頼できる屋根業者に点検依頼(無料点検も多い)
✅ まとめ
春の嵐は一見、台風よりも軽く思われがちですが、実際は**「想定外の突風+短時間の大雨」**で、屋根トラブルが非常に多い時期です。
見た目で異常がなくても、内部が濡れているケースもあるので、
築年数や過去のメンテ履歴によっては、プロによる点検をおすすめします!