和洋どちらにも合う平板瓦とは・・・
2025.05.01 (Thu) 更新
こんにちは。みなさん、平板瓦をご存じですか?
「平板瓦(へいばんがわら)」は屋根材としては、見た目がスッキリしていて現代住宅にとても合う、人気の高い瓦です。以下に詳しく解説します👇
🧱 平板瓦とは?
平板瓦は、伝統的な曲線のある「和瓦」とは異なり、フラットな形状の瓦です。
モダンな外観や洋風住宅にもマッチし、最近の新築やリフォームでも多く採用されています。
🔍 特徴まとめ
特徴 | 内容 |
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💡 見た目 | 平らな形状でシャープ&モダンな印象(和洋どちらにも合う) |
🧱 材質 | 主に陶器瓦(粘土焼成)、セメント瓦(着色コンクリート) |
💪 耐久性 | 陶器瓦で50年〜100年の耐久性あり(非常に長寿命) |
🔇 遮音性 | 高い(雨音が気になりにくい) |
☀ 遮熱性 | 高い(夏でも屋根裏温度の上昇を抑える) |
🔥 耐火性 | 高い(不燃材のため、火災に強い) |
⛈ 耐風性 | 現行基準での施工で、台風地域でも強い(しっかり固定が必要) |
⚠ 重量 | 重量があるため、耐震性には注意(築年数や構造による) |
🧪 主な種類(製造メーカー別)
メーカー | 商品名例 | 特徴 |
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ケイミュー | ルーガ雅・ルーガ鉄平(樹脂混軽量瓦) | 軽量でモダン。瓦のデザイン性と軽さ両立 |
鶴弥 | スーパートライ110タイプなど | 定番の陶器平板瓦。重厚かつ耐久性抜群 |
新東 | CERAM-FLAT(セラムフラット) | 色合いが豊富で洋風住宅にも◎ |
🎨 色と仕上げ
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黒・グレー・銀・ブラウン・マット調・光沢あり など
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「釉薬瓦(ゆうやくがわら)」=色あせしにくく美しいツヤが長持ち
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「無釉瓦(むゆうがわら)」=ナチュラルで落ち着いた風合い
💰 費用感(葺き替え・新築の場合)
工事内容 | 価格帯(目安) |
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平板瓦(本体) | 約6,000〜9,000円/㎡ |
葺き替え工事(総額) | 100万〜180万円(30坪目安) |
カバー工法 | 基本不可(瓦は重いため) |
🛠 下地に防水シート(ルーフィング)、野地板補修などが含まれると費用は変動します。
📝 メリットとデメリット
✅ メリット
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超長寿命(50年級)
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メンテナンス頻度が少ない(塗装不要)
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雨音や熱の遮断性が高い
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見た目が高級感あり
❌ デメリット
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重量がある(地震に弱い家には不向き)
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初期費用が高い(塗装屋根より)
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屋根の勾配が必要(急勾配向け)
💡豆知識:塗装は必要?
陶器製の平板瓦は、基本的に塗装不要です。
ただし、セメント瓦の場合は10〜15年ごとに塗装メンテナンスが必要です。
ご希望があれば:
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平板瓦に合うおすすめ塗料(セメント瓦の場合)
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今の屋根が平板瓦かどうかの見分け方
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瓦→軽い屋根材へのリフォーム相談(耐震目的)
などもご案内できます!
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