屋根リフォームを考えるときのポイント
2025.04.20 (Sun) 更新
屋根リフォームを考える際には、見た目や費用だけでなく、家の寿命や快適性にも大きく関わるので、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。以下に必要なことをまとめました:
1. 現在の屋根の状態チェック
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劣化具合の確認:雨漏り、ひび割れ、サビ、コケの発生など。
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築年数の確認:一般的に屋根材の寿命は20~30年程度。
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定期点検:プロの業者に点検してもらうのがベスト。
2. リフォームの目的を明確にする
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雨漏り対策
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断熱・遮熱性能の向上
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外観の改善(美観目的)
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耐震性・耐風性の強化
3. リフォームの種類を決める
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屋根の塗装(軽度の劣化や美観目的)
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カバー工法(既存の屋根に新しい屋根材を被せる)
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葺き替え工事(古い屋根材を撤去し、新しい屋根に交換)
4. 屋根材の選定
屋根材 | 特徴 | 耐用年数 |
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スレート(コロニアル) | 軽量・安価・メンテナンス要 | 約20~30年 |
ガルバリウム鋼板 | 軽量・錆びに強い・長寿命 | 約30~40年 |
瓦(日本瓦・洋瓦) | 重厚・耐久性が高い | 50年以上 |
アスファルトシングル | 安価・柔らかいが台風に弱い | 約15~20年 |
5. 信頼できる業者選び
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地元で実績があるか
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無料点検・見積もりがあるか
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アフターサービスや保証が充実しているか
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説明が丁寧で、質問にしっかり答えてくれるか
6. 予算の検討
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屋根材や工法、施工面積によって費用は大きく変動。
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相場:塗装は30万~、カバー工法は70万~150万円、葺き替えは100万円以上になることも。
7. 補助金や助成金の確認
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地方自治体によっては、リフォームに対する補助金制度あり。
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断熱・省エネ性能アップを目的にすれば、対象になることも。