屋根のリフォーム どんな方法があるの?
2025.04.19 (Sat) 更新
皆さんこんにちは。
屋根のリフォームを考えたとき、どんな方法があるのか知りたいと思ったことはありませんか?
今日はその方法をご紹介します。
🏠 ① 屋根塗装(再塗装)
特徴
既存の屋根材の表面を塗料で保護し、劣化を抑えるリフォーム方法です。比較的コストが安く、見た目も新しくなります。
メリット
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費用が安い
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見た目がきれいになる
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遮熱塗料などを使えば省エネ効果もあり
デメリット
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屋根材自体の劣化は修復できない
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寿命が短く、定期的なメンテナンスが必要
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塗装できない素材もある(劣化が進んだスレートなど)
🏠 ② カバー工法(重ね葺き)
特徴
既存の屋根の上に新しい屋根材(主にガルバリウム鋼板など)を重ねて施工する方法。既存屋根を撤去しないため、廃材が少なく工期も短めです。
メリット
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既存屋根を撤去しないため、工期短縮・コスト削減
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二重構造で断熱・防音性アップ
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耐久性が高い
デメリット
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屋根が重くなり、耐震性に影響が出る場合あり
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劣化が激しい屋根には適用できないことも
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費用はやや高め
🏠 ③ 葺き替え工事(全面交換)
特徴
古い屋根材を撤去し、新しい屋根材にすべて取り替える方法。最も大掛かりな工事で、屋根の構造そのものを見直すことが可能です。
メリット
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耐久性・防水性が最も高く、寿命が長い
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下地(野地板や防水シート)も一緒に点検・交換できる
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外観の一新が可能
デメリット
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費用が高い
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工期が長く、廃材も多く出る
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生活への影響も大きめ(騒音や作業時間など)
🎯 それぞれの選び方(ざっくり目安)
状況 | おすすめの工法 |
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表面の塗装が劣化しているだけ | 屋根塗装 |
屋根材の劣化が進んでいるが下地は問題ない | カバー工法 |
屋根材・下地ともに劣化が激しい | 葺き替え工事 |