軒天の役割ってなに?
2025.04.18 (Fri) 更新
こんにちは。みなさんは軒天の役割をご存じですか?
今日は、軒天についてお話しようと思います。
🌟 軒天(のきてん)とは?
家の屋根が外壁よりも出っ張っている部分(=軒)の下側の天井部分のことを「軒天」といいます。外から見ると、屋根の下にある平らな部分です。
📌 軒天の主な役割
① 雨や日差しから家を守る
屋根の出っ張りが雨や直射日光を防ぎ、壁や窓が傷むのを防いでくれます。軒天はその下側にあるので、雨が吹き込んでも天井部分で受け止めて守る役目があります。
② 換気・湿気対策
軒天には通気口や換気穴がついていることがあります。これによって、屋根裏の空気を循環させて湿気や熱がこもらないようにするんです。これがないと、カビや腐食の原因に…。
③ 防火対策
火災のときに火が屋根裏に回るのを防ぐため、防火性能のある材料で作られていることが多いです。特に住宅密集地ではとても大事!
④ 見た目を美しくする
軒天があることで、家の外観がスッキリ整って見える効果もあります。建築的な「顔」の一部でもあるんですね。
🛠️ よく使われる材料
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ケイカル板(軽くて防火性あり)
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金属板(メンテナンスが楽)
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合板(コスト重視)
ざっくり言うと、
軒天は「家を雨・火・湿気から守りつつ、見た目も整える大事な天井部分」
ということです!