初めての屋根リフォームについて
2025.04.10 (Thu) 更新
◉築10年で屋根リフォームは早い?それとも妥当?
結論から言うと、「築10年」は屋根のメンテナンスを検討し始めるタイミングとしては妥当です。
特に以下のような屋根材は、10年程度で塗膜が劣化し始めるケースがあります。
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スレート(コロニアル):塗装の防水性が低下し、雨漏りリスク増
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セメント瓦:苔やカビが生えやすくなる
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金属屋根:サビの発生や色あせが目立つ
新築時の屋根材や、地域の気候条件によって劣化スピードは変わるため、「築10年点検」はリフォームの第一歩と考えておくと安心です。
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◉屋根にこんな症状、出ていませんか?
以下のような兆候が見られたら、そろそろ専門業者に相談を。
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屋根の色あせ、ツヤがなくなった
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苔やカビ、藻が目立つ
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雨音が以前より大きく聞こえる
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軒天(屋根裏側)に染みや変色
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瓦やスレートのひび、ズレ、欠け
放っておくと、屋根だけでなく建物全体の劣化を早める原因になります。
「まだ大丈夫だろう」ではなく、「今の状態を知る」ことが大切です。
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◉気になる費用相場と注意点
築10年の家では、屋根の状態がそれほど深刻でないことも多く、塗装や部分補修で済むケースもあります。
ただし、以下のような点には注意が必要です。
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見積もりに「足場代」や「高圧洗浄費」などが含まれているか
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使用する塗料の種類(遮熱塗料・フッ素・シリコンなど)
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保証期間の有無(10年保証などがあると安心)
相見積もり(2〜3社)を取ることで、適正価格や対応力が見えてきます。
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◉築10年は“点検と計画”のベストタイミング
築10年は、屋根のリフォームを「急ぐ」というよりも、家の状態を見極め、今後の計画を立てるタイミングです。
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点検だけでもOK(無料点検の業者もあり)
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状態次第ではあと5年後でも間に合う場合も
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「今の状態を知る」ことが、無駄な費用を防ぐ第一歩!
「そろそろ屋根のことが気になってきた…」という方は、まずは信頼できる専門業者に相談してみてくださいね。