狭小地に足場は仮設できるんだろか?
2025.04.09 (Wed) 更新
「家が密集していて足場が組めるか不安」「リフォームしたいけど隣との間が狭すぎる」といったお悩み、ありませんか?
住宅密集地など、いわゆる「狭小地」にお住まいの方にとって、足場の仮設が可能かどうかは非常に重要なポイントですよね。
結論からいうと仮設可能になります!方法を説明していきます!
△狭小地でも足場を仮設するための方法
1. 単管足場を活用
単管足場は自由度が高く、狭いスペースに対応しやすい足場です。
細かく組み立てることができ、複雑な形状の建物や土地でも柔軟に対応可能。
2. くさび式足場の応用
くさび式(ビケ)足場も、一部の部材を狭小地仕様に調整することで設置ができます。
ただし、設置にはある程度のスペースが必要なので、単管足場よりも自由度はやや低め。
3. 隣地の協力を得る
隣地との距離が非常に狭い場合、敷地外に足場の一部が出ること(越境)も。
この場合は隣地の所有者の許可を得て、一時的な使用許可を取る必要があります。
4. 吊り足場・空中足場を検討
地面に足場が組めない場合には、建物上部から吊るタイプの足場や、空中で組み立てる足場という方法もあります。
高所作業では安全性が高くなる一方で、コストはやや割高になります。
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△くさび足場
くさび足場とは・・・鋼管(鉄パイプ)を支柱として、支柱に手すりや筋交などをハンマーで打ち込んで組み立ていく足場のことです。
ハンマー1本で簡単に組立と解体ができ、ある程度複雑な形状の建築物にも対応できるため、主に低層〜中層の建築工事で大活躍の足場です。
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△まとめ
狭小地だからといって、足場の仮設をあきらめる必要はありません。
単管足場や吊り足場など、立地に応じた柔軟な施工方法を選べば、限られたスペースでも安全で確実な足場を組むことが可能です。
重要なのは、現地調査を丁寧に行い、経験豊富な業者と連携すること。そして、近隣への配慮も忘れずに行うことで、スムーズで安心な工事が実現できます。
「狭くて無理かも」と思ったときこそ、【塗り達】ご相談ください(^^)