悪徳業者に騙されない!屋根リフォームで失敗しないためのチェックリスト
2025.03.29 (Sat) 更新
屋根リフォームは高額な工事になることが多く、悪徳業者による被害が後を絶ちません。
悪徳業者の手口や信頼できる業者を選ぶポイント、失敗しないためのチェックリストを詳しく解説します。
1. 屋根リフォームで悪徳業者に騙されるリスクとは?
屋根は普段目にする機会が少ないため、劣化の進行状況がわかりにくく、悪徳業者に騙されやすい箇所の一つです。
実際に、以下のような被害が報告されています。
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事例①:訪問販売の口車に乗せられ高額契約
突然訪問してきた業者が「屋根が危険な状態です!今すぐリフォームしないと雨漏りします」などと不安を煽り、その場で高額な契約を迫る。 -
事例②:相場より安すぎる見積もりの落とし穴
「相場の半額以下」という破格の見積もりで契約を取り、工事が始まると「追加費用がかかる」と言われ、結果的に高額になるケース。 -
事例③:ずさんな施工によるトラブル
工事が終わった直後は問題なかったが、数年後に雨漏りが発生。業者に連絡したら「保証対象外」と言われ、結局再工事が必要になった。
2. 悪徳業者のよくある手口
悪徳業者の手口にはパターンが複数あります。
① 突然の訪問販売や電話営業
「近くで工事をしていて、お宅の屋根が傷んでいるのが見えました」などと訪問してくる業者は危険です。
信頼できる業者は飛び込み営業をしません。
② 過剰に不安を煽る
「今すぐ工事しないと大変なことになります!」と強引に契約を迫るのは典型的な詐欺手口です。
冷静に判断し断りましょう。
今すぐ工事しないといけないのは、雨漏りしていたり、板金が剥がれている時など「もう」何かが起こってしまっているときです!
③ 極端に安い見積もりを提示
相場より安すぎる見積もりには注意。
手抜き工事や、後から高額な追加費用を請求される可能性があります。
④ 契約を急かす
「今日契約すれば特別割引!」などと契約を急がせる業者は要注意。
信頼できる業者はじっくり検討させてくれます。
⑤ 会社の実態が不透明
ホームページがない、会社の所在地が曖昧、口コミがほとんどない業者は信頼性が低い可能性が高いです。
3. 信頼できる業者を選ぶポイント
悪徳業者に騙されないためには、以下のポイントをチェックしましょう!
① 複数の業者から相見積もりを取る
最低でも2~3社の見積もりを比較することで、適正価格を知ることができます。
② 施工実績や口コミを確認する
実際に施工した屋根の写真や、お客様の声を公開している業者は信頼度が高いです。
③ 資格や許可を確認する
以下の資格を持っている業者は信頼できる可能性が高いです。
- 建設業許可(都道府県知事または国土交通大臣の許可)
- 一級建築士、二級建築士
- 屋根工事技士
- リフォーム瑕疵(かし)保険の加入業者
④ 保証内容をチェックする
- 工事保証は何年か?
- 保証書は発行されるか?
- アフターメンテナンスはあるか?
4. 屋根リフォームで失敗しないためのチェックリスト
契約前に以下のポイントを確認することで、トラブルを防ぐことができます。
◉事前に相場を調べたか?
◉ 2~3社から見積もりを取ったか?
◉ 契約を急かされていないか?
◉施工実績や口コミをチェックしたか?
◉ 会社の所在地や連絡先が明確か?
◉ 事前に工事内容と費用の詳細説明を受けたか?
◉追加料金が発生する可能性について確認したか?
◉ 保証内容を把握したか?
◉ 書面で契約を交わしたか?(口約束は絶対ダメ!)
◉ クーリングオフの制度を理解しているか?