屋根のひび割れ・色あせは危険?修理が必要な症状と対策
2025.03.24 (Mon) 更新
屋根は建物を風雨や紫外線から守る大切な部分ですが、経年劣化によりひび割れや色あせが発生することがあります。
「少しのひび割れだから」「数ヵ所しかひび割れてないからまだ大丈夫」と放置していると、さらに悲惨で危ない状態になり得ます。
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屋根のひび割れや色あせが引き起こすリスク、修理が必要な症状、適切な対策について詳しく解説します。
1. 屋根のひび割れ・色あせが危険な理由
◉ひび割れによるリスク
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雨漏りの発生
ひび割れた部分から雨水が侵入し、天井や壁にシミを作ったり、カビの発生を促進します。 -
屋根材の剥がれ・破損
ひび割れが広がると、強風や台風時に屋根材が飛散しやすくなり、二次被害を引き起こす恐れがあります。 -
建物内部の腐食・劣化
屋根から浸入した水分が建物の柱や梁に染み込み、木材の腐食や鉄部の錆びを引き起こします。
◉ 色あせによるリスク
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防水性能の低下
屋根材の表面が劣化し、防水機能が弱まることで雨水が染み込みやすくなります。 -
屋根材の寿命短縮
紫外線の影響で屋根材が脆くなり、割れやすくなることがあります。 -
美観の低下
外観が古びて見えることで、建物全体の印象が悪くなり、資産価値の低下につながることも。
2. 修理が必要な症状とチェック方法
◉こんな症状があれば要注意、危険です!
以下の症状が見られたら、修理やメンテナンスを検討しましょう。
症状 | 危険度 | 修理の必要性 |
---|---|---|
表面の色あせ | ★☆☆ | 早めの塗装が推奨 |
軽度のひび割れ(1mm未満) | ★★☆ | 経過観察または補修 |
大きなひび割れ(1mm以上) | ★★★ | 早急な修理が必要 |
屋根材の浮きや剥がれ | ★★★ | 屋根材の交換が必要 |
雨漏りの発生 | ★★★ | すぐに修理を依頼 |
◉自分でできる屋根点検の方法
屋根の状態を確認するために、以下の点検方法を試してみましょう。
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地上から目視で確認
屋根の色あせやひび割れがないか、双眼鏡を使ってチェックします。 -
屋根裏の点検
天井や壁にシミがないか、湿気を感じる部分がないかを確認します。 -
雨の日のチェック
雨漏りが発生していないか、天井や壁に水の染みがないか確認します。
ただ、自分で確認するのは危険です!
業者さんに見てもらいましょう。
築20年以上、メンテナンス、リフォームしたことがない、何度も修理をしている方は修理ではなくリフォームしましょう。
修理を何度もしていると修理費用も嵩みますし、また同じ症状になる可能性が高いので屋根全体のリフォームをお勧めします。