立平ぶきをご存じですか
2025.03.14 (Fri) 更新
立平ぶきは、金属屋根の工法の一つで、ガルバリウム鋼板、アルミニウム、銅板などを使用して施工されます。金属板を縦方向に配置し、継ぎ目を立ち上げて固定することで防水性・耐久性・施工性を高めた工法です。現代の住宅や工場、倉庫などでよく採用されています。
立平ぶきの特徴には以下があります。
1. 縦方向に施工する
- 屋根の棟(頂点)から軒(下端)に向かって縦方向に施工するのが特徴。
- 水の流れがスムーズになり、雨漏りのリスクを軽減。
2. 継ぎ目が少なく、防水性が高い
- **「かん合式」**と呼ばれる方法で、隣の板としっかり組み合わせるため、雨水が入りにくい構造。
- 屋根材同士の継ぎ目が少なく、防水シートとの組み合わせで高い防水性能を発揮。
3. 軽量で耐震性に優れる
- 瓦屋根に比べて約1/10の重量(ガルバリウム鋼板の場合)で、建物への負担が少ない。
- 地震時の揺れを軽減できるため、耐震性が向上。
4. 施工が比較的簡単で工期が短い
- 板金を順番に取り付けるため、施工がスムーズ。
- 大きな屋根でも短期間で仕上げられる。
塗り達では「極みMAX」をおすすめしています。
「極み-MAX」は、JFE鋼板株式会社が提供する高耐久性のガルバリウム鋼板屋根材です。主な特徴は以下の通りです。
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長期保証:穴あきに対して25年、塗膜の剥がれや割れ、変色に対して15年の保証が付与されています。
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優れた耐食性:クロメートカラー鋼板と同等以上の耐食性を持ち、錆びにくく長期間美しい状態を保ちます。
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防汚性能:淡色の屋根材には、雨だれ汚れを軽減する防汚性能が標準装備されています。
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軽量性:陶器瓦の約10分の1の重量で、建物への負担を軽減し、耐震性の向上にも寄与します。
これらの特性により、「極み-MAX」は耐久性と美観を兼ね備えた屋根材として評価されています。
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