現場ブログ|京都、八幡の屋根リフォーム・雨漏りのことなら屋ね達

MENU
屋根リフォーム・雨漏り専門店 屋ね達

点検・調査・お見積り、無料で承ります!

0120-553-829受付 9:00~18:00 年中無休(年末年始除く)

現場ブログSTAFF BLOG

ホーム > 現場ブログ > 漆喰(しっくい)とは?

漆喰(しっくい)とは?

スタッフブログ

2025.02.25 (Tue) 更新

瓦屋根には「漆喰(しっくい)」と呼ばれる白い素材が使われているのをご存じでしょうか?

漆喰は、瓦の隙間を埋めたり、屋根を補強したりする重要な役割があります。

しかし、時間が経つとひび割れや剥がれが発生し、放置すると雨漏れや瓦の崩落の原因になってしまうことも。

今回は、屋根の漆喰の役割やメンテナンスの重要性、補修の流れや費用についてご紹介します。


屋根の漆喰とは? その役割と重要性

漆喰とは?

漆喰は、消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とした白い塗り材で、瓦屋根の棟部分(屋根の頂上や稜線の部分)に使用されます。

伝統的な日本家屋だけでなく、現在の瓦屋根にも幅広く使われています。

漆喰の主な役割

瓦の固定

  • 漆喰は、棟瓦(屋根の頂部にある瓦)をしっかりと固定し、風や地震によるズレや落下を防ぎます。

雨水の侵入防止

  • 漆喰が隙間を埋めることで、雨水が屋根内部に入り込むのを防ぎ、建物の耐久性を高めます。

防風・防塵

  • 台風や強風時に瓦の隙間から風が吹き込むのを防ぐため、屋根全体の強度を保つ働きがあります。

美観の向上

  • 白い漆喰は、屋根を美しく見せる効果もあり、伝統的な日本家屋の風格を演出します。

漆喰の劣化と放置するとどうなる?

漆喰は長年の雨風や紫外線の影響で劣化していきます。

特に、以下のような劣化サインが見られたら、早めの補修が必要です。

漆喰の劣化サイン

🚨 ひび割れ

  • 小さなひびが入り始めたら劣化の初期段階です。このまま放置するとひびが広がり、雨水が侵入する可能性があります。

🚨 剥がれ

  • 漆喰が部分的に剥がれ落ちている場合、瓦の固定力が弱まり、強風で瓦がズレたり落ちたりするリスクがあります。

🚨 崩れ・脱落

  • 漆喰がボロボロと崩れ、下地がむき出しになっている状態です。ここまで進行すると、雨水が侵入し、屋根内部の腐食につながります。

漆喰の劣化を放置してしまうと…?

⚠️ 雨漏れの原因になる
→ 剥がれた部分から雨水が浸入し、屋根の下地や建物内部を腐食させる可能性があります。

⚠️ 瓦がズレたり落下したりする
→ 瓦の固定力が低下し、台風や地震の際に落下する危険があります。

⚠️ 補修費用が高額になる
→ 早めに補修すれば費用は安く済みますが、放置すると大掛かりな工事が必要になり、結果的に修理費用が高くなります。


漆喰のメンテナンス方法

① 定期点検(5〜10年に1回)

屋根は高所にあるため、自分でチェックするのは危険です。専門業者に依頼し、漆喰の状態を確認してもらいましょう。

② 部分補修(簡易補修)

ひび割れや軽い剥がれの場合、新しい漆喰を塗り直すことで対応できます。早めの補修で劣化を食い止められます。

③ 漆喰詰め直し工事

劣化が進行している場合、古い漆喰を撤去し、新しく塗り直す「詰め直し工事」が必要になります。

④ 棟瓦の積み直し

漆喰の劣化が著しく、瓦のズレや下地の損傷がある場合は、棟瓦を一度取り外し、積み直す作業が必要になります。


漆喰補修の費用相場

補修費用は、劣化の度合いや施工範囲によって異なります。

目安としてはこのような感じです。

工事内容 費用相場(目安)
部分補修(簡易補修) 約5,000円〜15,000円/m
漆喰詰め直し 約5,000円〜10,000円/m
棟瓦の積み直し 約8,000円〜15,000円/m

💡 ポイント

  • 小さな補修なら費用を抑えられる!
  • 定期的な点検と早めの対処がコスト削減につながる!

まとめ

🏠 屋根の漆喰は、瓦の固定や防水・防風の役割を果たす重要な部分!
📌 漆喰の劣化サイン(ひび割れ・剥がれ・崩れ)を放置すると、雨漏れや瓦の落下の原因に!
🔧 5〜10年ごとの定期点検を行い、早めの補修で屋根の寿命を延ばそう!

「最近、屋根の漆喰が気になる…」という方は、一度専門業者に点検を依頼してみてはいかがでしょうか?

定期的なメンテナンスで、大切な住まいを守りましょう!

  • 住宅ドローン点検
  • 大切なお客様の声
  • あなたのお家も、無料で修繕できるかもしれません!その屋根修理、火災保険で直せるかも?