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「葺き替え」か「重ね葺き(カバー工法)」かの判断基準はある?

スタッフブログ

2025.02.23 (Sun) 更新

「葺き替え」と「重ね葺き(カバー工法)」の選択は、屋根の状態や目的に応じて決まります。

以下の判断基準を参考にして、どちらが適しているかを見極めることが大切です。

1. 屋根の状態

 ▼葺き替え: 既存の屋根材が大きく劣化している、または構造に問題がある場合は葺き替えを検討します。

        特に、屋根材の割れや破損、雨漏りがひどい場合には、全面的に屋根を取り替える葺き替えが適しています。

 ▽重ね葺き: 屋根材が比較的良好で、軽度の劣化や一部の修理で対応可能な場合に重ね葺きが選ばれます。

        屋根がまだ耐久性を持っているが、見た目や機能性を改善したいときにも適しています。

2. 予算と工期

 ▼葺き替え: 完全に屋根を取り替えるため、費用と工期が長くなることが一般的です。

        予算に余裕があり、長期的な耐久性を重視する場合に適しています。

 ▽重ね葺き: 廃材が少なく、工期も短いため、予算を抑えたい場合や急ぎでリフォームを行いたい場合に選ばれます。

        費用や工期が抑えられる反面、耐久性の面では葺き替えには劣る場合があります。

3. 屋根構造

 ▼葺き替え: 屋根の構造自体に問題がある場合(例えば、屋根が傾いていたり、強度が不足している場合)、葺き替えで基礎から改修する必要があります。

 ▽重ね葺き: 屋根の構造がしっかりしており、屋根材の重さを支えることができる場合に重ね葺きが適しています。

        屋根の強度に問題がないか、事前に確認することが大切です。

4. 長期的なメンテナンス

 ▼葺き替え: 長期的には葺き替えが最も耐久性が高く、メンテナンス頻度も少なくて済みます。

         特に、長期間住み続ける予定の家にとっては、葺き替えが最適です。

 ▽重ね葺き: 重ね葺きは、将来的に再度のリフォームが必要になる可能性が高いです。

        屋根が複数の層になるため、通気性が悪くなりやすく、湿気がこもりやすくなることがあります。

5. 見た目の改善

 ▼葺き替え: 屋根全体を新しくし、デザインやカラーを一新できるため、外観を大きく変えたい場合に適しています。

 ▽重ね葺き: 現状の屋根のデザインを維持したまま、見た目の改善や機能性向上を図りたい場合に適しています。

◎まとめ◉

「葺き替え」と「重ね葺き」の選択は、屋根の状態、予算、工期、屋根構造、長期的な維持管理などを総合的に考慮して決めるべきです。

屋根に大きな問題がなければ、重ね葺きで十分効果がありますが、構造や耐久性を重視する場合は葺き替えが最適です。

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