屋根リフォーム4度塗りするのはなぜ?
2024.10.03 (Thu) 更新
京都市、宇治市、八幡市の皆様こんにちは!
京都市・宇治市・八幡市の屋根リフォーム・雨漏り専門店屋ね達です。
いつも屋ね達の現場ブログをご覧いただきありがとうございます♪
ブログでは、屋根工事に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。
ご自宅の屋根リフォームをお考えの方!ぜひご参考になさってください!
屋根の4度塗りが必要とされる理由について、多くの方が疑問を持たれていることでしょう。
この記事では、4度塗りの重要性や、その効果、どのような状況で推奨されるのかについて詳しく解説します。
戸建て住宅の屋根工事やリフォームを検討している方は、ぜひ最後までお読みください!
4度塗りが必要な理由
屋根の塗装は、外部環境から住宅を守る重要な役割を果たします。
特に日本の気候は湿気が多く、雨や紫外線の影響を強く受けるため、しっかりとした塗装が不可欠です。
4度塗りでは、塗膜の厚みを増し、屋根材への浸水を防ぐ効果が期待できます。また、長期間にわたる耐久性を確保するため、3度塗りではカバーできない部分を補強する役割も果たします。
3度塗りとの違い
3度塗りは、下塗り、中塗り、上塗りの3層で仕上げますが、4度塗りではさらに1層を追加します。
これにより、塗膜がさらに厚くなり、屋根全体の保護効果が向上します。
特に経年劣化のリスクがある場合や、雨や雪が多い地域では、この追加の塗りが耐久性を高める重要なポイントとなります。
4度塗りが推奨されるケース
4度塗りが推奨されるのは、屋根材が既に劣化している場合や、長期的なメンテナンスを重視するケースです。
また、地域の気候条件によっては、より強固な防水性が求められるため、4度塗りが最適な選択肢となることがあります。
例えば、台風や積雪が多い地域では、特に高い耐久性が必要です。
4度塗りのメリット
4度塗りには、屋根の保護性能を最大限に引き出すメリットがあります。耐久性、美観、防水性能のいずれも大幅に向上します。
耐久性の向上
4度塗りにより、塗膜が分厚くなるため、紫外線や風雨などの外的要因による劣化を防ぎます。
特に、長期間にわたって屋根の美しさと強度を維持できるため、塗装の再施工を減らすことが可能です。
美観の維持
4度塗りは、仕上がりがより美しく均一になる点でも優れています。色ムラや塗り残しがなく、見た目も美しく、住宅の外観を長く保つことができます。
防水性能の強化
屋根塗装の主な目的の一つは防水性能の向上です。4度塗りは、通常の塗装よりも強固な防水層を形成し、雨水の浸透を防ぎます。
これにより、屋根の下にある建材が腐食するリスクを減らすことができます。
4度塗りのデメリット
4度塗りには、多くのメリットがある一方で、デメリットも考慮する必要があります。主にコストと工期に関する問題が挙げられます。
コストの増加
4度塗りは、塗料の使用量が増えるため、施工費用も上がります。特に高品質な塗料を使用する場合、その分コストが大幅に上昇する可能性があります。
しかし、長期間の耐久性やメンテナンス費用の削減を考えれば、投資としては合理的です。
工期の延長
通常の3度塗りに比べて、4度塗りでは塗装作業が1回多くなるため、全体の工期が延びます。
天候の影響を受けやすい屋根工事では、作業期間の延長はスケジュールに影響を与えることがあります。
過剰な塗装によるリスク
過剰に塗料を重ねすぎると、塗膜が厚くなりすぎて逆にひび割れが起きる可能性があります。
適切なバランスで塗装を行うことが重要です。
まとめ
4度塗りは、屋根の耐久性や美観、防水性を最大限に引き出すための優れた塗装方法です。特に長期的に家を守りたい場合には、コストや工期のデメリットを考慮しても、有効な選択肢となります。ご自宅の屋根リフォームを検討する際には、ぜひ4度塗りの利点を確認し、最適な塗装プランを選んでください。
京都市・京都近郊の屋根工事なら屋ね達までご相談ください!